文字好きcase3~手紙魔
さて、シリーズ最終章でございます。
文字好きであると同時に
手紙好きでもあるぱや。
なんでも手紙に書く。
おとーさんがでかけるとき。
「おとーさん、ちょっと待ってて☆」
と言って、
既に支度の終わったおとーさんを玄関で待たせたまま
いつまでたっても戻ってこない。
「おいっ! ぱや、いい加減にしなさい。お父さん、もう行くよっ!」
「待って~、あとちょっと!」
やっと戻ってきたぱやの手には
4つに折りたたんだコピー用紙が。
「はい! 読んでね。」
紙を開くと
「おとうさんきおつけていてきてね」
(お父さん気をつけて行って来てね)
・・・
んなこと、口頭で伝えろ、っつうの!
しかも、おとーさんがその紙を置いて出かけると
半べそで母に訴えてくる。
「おとーさん、なんでぱやのお手紙持っていかなかったの?
電車で読んでほしかったのにィ。」
・・・電車の中で?
ちゃんと読んでから出かけたんだから
それでいいじゃないのよっ!
おかーさんへの手紙は、
帰宅時が多い。
「ただいま~」と帰ってくると
「お帰り~。はい! お手紙!」と渡される。
開くと
「おかあさん、だいだいだいすき」
とか書いてある。
最初は確かにうれしかったが、
ルーティーンになってくるとありがたみも薄れる。
だいたい、同じ文面の手紙をこんなにたくさんもらって、
捨てるに捨てられず困るじゃないか!
でも、たまにヒット作もある。
深夜帰宅すると
自宅の入り口のドアに張り紙が。
「おかあさん おつかれさまでした でもここわとうせませんよ」
(お母さんお疲れ様でしたでもここは通せませんよ)
ぶっ
面白いじゃん
そもそも5歳の娘が「お疲れさま」っていうのがヘン!
そのうえ「お疲れさま」なのに、
赤鬼に帰宅を阻まれてるワタシって・・・?
翌朝ぱやに聞いてみた。
「ぱや~。なんで『通せませんよ』なの?
通れなかったらお母さんお家に入れないじゃん。」
「あ、そうか。でもこれって赤鬼だから仕方ないよ。」
???
何が仕方ないんだ?
相変わらずそのココロが読めません。
・・・なので深く追求しないことにしています。
さてさて、そんな不思議ちゃんめいたぱやですが、
マトモなことをすることもあります。
水ぼうそうで保育園を休んでいたとき、
ぽよをお迎えに行くお父さんに
保育園の先生宛の手紙を託していた。
中を見ると
「ぱやはみずぼうそうだからほいくえんにいけません」
と書いてあった。
おお!
これぞ正しい手紙の姿!
ただ、文字が文字なだけに
先生には読めないだろうな…
託されたダンナさんも思いは同じだったらしい。
クラスの先生が取り込み中だったので
わざわざ園長室まで出向いていって、
全文を読み上げてから渡してきたそうだ。
父の愛だねェ。
先生方の前で
5歳の子どもの稚拙な手紙を読み上げる
いい年こいたおとーさんの姿。
想像するだけで笑える。
あっはっは。(こりゃ失礼!)
ぱやには大好きなせんせいから
返事が届きました♪
メデタシ、メデタシ。
メッセンジャーさん、お疲れさま~
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